クレジットカードの仕組み

 クレジットカードとは、商品を購入する際の決済(支払)手段の一つです。クレジットカードの利用できる加盟店でのみ使用が可能で、クレジットカード払いにすると、店側の支払いをクレジットカード会社が立替払いします。カード使用者は後日、購入代金を支払い方法に応じてカード会社に支払いします。

 

クレジットカードの仕組み

 

クレジットカード会社の利益は?

 クレジットカード会社は、利用者の支払い代金を立て替えたり、利用額に応じてポイントやマイルなどのサービスを行っており、利用者にとってはとても便利でお得なサービスですが、実際はどのように利益あげて成り立っているのでしょうか。

 

クレジットカード会社の2つの収入源

 

 クレジットカード会社の利益は大きく分けると2つあります。それは、加盟店からの手数料収入と、会員からのキャッシングやカードローンの手数料収入になっています。

 

  • 加盟店からの手数料収入


 クレジットカードで支払いをした場合、その購入代金の数パーセント(一般的には3%〜7%程度)を、クレジットカード会社に加盟店が納めています。パーセンテージの割合は一律ではなく、契約時の取り決めや、クレジットカードの国際ブランドによっても異なります。

 利用者にとっては支払額は変わりませんが、加盟店側は現金払いとクレジットカード払いでは利益が異なってきます。数年前にアメリカでタクシー全車にクレジットカードを対応させようとして、タクシー運転手がデモを起こしたことがありました。理由は明白で、タクシー側の利益の一部がクレジットカード会社にいってしまい収入が減ってしまうためです。カード社会のアメリカでは数%のマージンが収入に大きな影響を及ぼすようです。

 日本では家電量販店などのポイント還元を思い浮かべていただくとわかりやすいかと思います。クレジットカード払いの場合、ポイント還元率が現金払いに比べ低く設定されています。加盟店側はそのような対応をする事で利益率の下げないようにしているのです。

 

  • 会員からのキャッシングやカードローン、リボ、分割の手数料

 

 クレジットカード会社がもっとも大きな利益としているのが、分割払いなどによる手数料収入です。よく『リボ払いをすると○○ポイントプレゼント』などといった、使えばお得に感じるような宣伝を目にしますが、実際は年率に換算すると10数%といった手数料であり、高金利の借金をするのと同じ状態です。現金を借りたわけではないので借金をするといった感覚は薄いかもしれませんが、分割払いをする時は注意が必要です。上手にクレジットカードを利用する為には、手数料のかからない範囲で利用するのが最善の方法かもしれません。

 

加盟店のメリットとは

 カード会社が利益を得る仕組みは簡単にご理解していただけたと思いますが、加盟店はどのようなメリットがあるのでしょうか。クレジットカード会社に手数料を支払ったり、その場ですぐに現金が手にすることができなかったりと、一見メリットがないように感じます。しかし、実際は加盟店にとってもメリットがあり、クレジットカードの仕組みが成り立っています。

 

  • 販売機会損失の回避

 

 クレジットカードを持つメリット1つに、その場で現金がなくても欲しいものが購入できるということがあります。消費者が立ち寄った店に『欲しい!』と思った商品があったとき、常に現金を持ち合わせているとは限りません。もしそのお店がクレジットカード加盟店でなければ、消費者は購入する術がなくなり、あきらめるしかありません。後日、現金を用意して購入してくれれば問題はありませんが、他の店で済ませてしまったり、気が変わってしまったりする場合もあります。そういった場合は販売の機会を失ってしまったことになります。

 しかし、クレジットカードに対応していれば、そのような機会を失う確率を下げることができます。

 また高額な商品であれば、分割して購入しようと考える方も多くなるので、販売できるチャンスが増えるということに繋がるので、加盟店側にもメリットとなるのです。

 

 ほかにも、クレジットカード払いにより現金を取扱う量が減り、リスクや管理の仕事量を軽減する事ができます。

 

 以上のように、クレジットカードは、クレジットカード利用者、クレジットカード会社、クレジットカード加盟店の3者がそれぞれのメリットあり今日まで成り立ってきました。現代社会では不可欠な存在になったクレジットカードがですが、多くの問題も抱えているのも事実です。無理な利用はせずに、計画的で上手な利用を心がけていただきたいと思います。

 

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